日本メーカーと海外メーカーとの金属加工の価格差

日本メーカーと海外メーカーとの金属加工の価格差

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日本メーカーと海外メーカーとの金属加工の価格差

最近、金属加工製品においては日本メーカーと海外製との価格差が変わらないと声をよく聞きます。

一部のメーカー、輸入商社では逆転現象が起こっているようです。

なぜこの様なことが起こるのでしょうか?

大阪と深センの賃金の差は約5倍です。

なんとビックリの結果ですね。

こんなに賃金の差があるのに、なぜ中国メーカーの価格のほうが高いといったことが起こるのでしょうか?

(ちなみに各国の賃金比較はJETROの下記のサイトが便利です。

https://www.jetro.go.jp/world/search/cost.html

 

円安が進んでいることも一つの要因ですが(2015年11月現在)

格安の中国材もあるワーカー賃金も安価、価格が同等であるのは理解に苦しみますよね。

実は、これはモノづくりに対する国民性、意識の差では無いかと考えます。

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日本メーカーは基本的に良い製品を作ることを前提にしています。

(海外メーカーはそうではないとは言えませんが)

またバブル崩壊、リーマンショック等、幾度と没落の経験があるために、身の丈に合った経営を行うことが必然と求められてきました。

対してアジアの国は国内の成長率も日本とは違って大きな伸びがあります。

機械製造業は活況な業界であり、経営者の多くは強気な経営を行っています。

海外では儲けることを前提にし、日本では良い製品を作ることを前提にしているため、考え方に大きな乖離があります。

儲けることは決して悪ではなく、従業員のため、社会のため、自己実現のために大事ですが、

儲けに対する考えが大きくて、マージンを高く取り過ぎている感があります。

 

そのために海外と日本との価格差が変わらないといった現象が起こっているのです。

我々が心がけているのは、現地でスタッフを置き、小さな規模の頃から工場に徹底して品質管理を行い、自社のシェアを大きくして物言う得意先となるということです。

ただし、値切りすぎて海外メーカーに儲けがないと、これも関係が長続きしないので単なる仕入先ではなくパートナーとして利益が出るようにしてあげることも必要なのです。

これも現地からの情報が重要となります。

阪井金属製作所では中国深センに現地スタッフを置き現地工場とのコミュニケーションを密にし、また価格交渉をしっかりと行うことでお客様の利益を守っています。

 

 
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