マレーシア ダイカスト工場について

マレーシアダイカスト工場について

2014年3月にマレーシアのダイカスト工場に訪問してきました。
納期の厳しい案件でしたが約2週間で金型を完成させサンプルを
ハンドキャリーで持ち帰る事が出来ました。
製品はもう少しツメが必要ですがファーストサンプルとしての
出来は上々でした。

※マレーシアについて
マレー系、華人系、インド系の3主要民族他の多民族国家。
日本との関係性も良く日本人の長期滞在先としては世界一である。
東南アジアの中でも早く工業化と経済成長を達成した。
人件費は中国深センと同等程度ではあるが、人口が少ない為に
製造業ではアジア各地域を中心に外国人労働者を雇用している。

■裏話
今回の依頼は短納期の依頼でした。
実際の所、大連から安価な見積もりが出ていましたが、日系の製品を数多く
こなしている当工場で製作を決めました。
担当者の対応も良く非常に日本との仕事ぶりが分かっているなと感じました。
工場内はやはり色んな人種がいてベトナム、フィリピン等東南アジアからの
ワーカーが多く働いていました。
多くの人種がいるのでラマダンの時期、春節の時期含めてほぼ24時間365日
操業となっています。

■他のダイカスト工場との違い
金型設計からキャスティング、表面処理までワンストップです。
その為、完成後に塗装やバフを行なって完成品のシミュレーションも出来ます。
先ほどの紹介にもありますように短納期対応も柔軟に行なっております。
また、日系の仕事も数多くこなしており安価で精度の高い製品作りが可能です。