フィリピンの金属加工工場を見学しました。
フィリピンの金属加工工場を見学しました。
先日、IBPCのミッションでフィリピンに行ってきました。
前々からお客様から春節(旧正月)の影響のない国での調達を探して欲しいと依頼されていました。
中国、台湾、韓国、ベトナムといった国々は、その時期に長期連休があります。
そのため、納期が非常に遅れるため対策を考える必要があったのです。
過去にはマレーシア、タイ、インドネシア等、春節の影響の無い国を調査していましたが、うまく進んでいませんでした。
マレーシア、タイはすでにワーカーの賃金は中国並みになっており、距離も遠いため品質はともかく価格のメリットを活かせない為に断念しました。
インドネシアは賃金は比較的安価である為、現在調査途中です。
今回は距離的なメリットを考えるとフィリピンの調達が魅力的だと考えました。
(賃金はJETRO2014年の資料に基づく https://www.jetro.go.jp/jfile/report/07001721/07001721d.pdf )
でも、どちらかといえば銃とか誘拐とかネガティブなイメージばかり先行していてて。
フィリピンのモノづくりって、あまりピンと来ませんよね。
しかし、トヨタなどの自動車メーカーは勿論、多くのモノづくり企業が進出しているのです。
セブとマニラを今回、回ってローカル工場を中心に話をしました。
多くの面談したローカル工場は日系会社との取引を多く行っているので、その経験値は悪く無いように思えます。
誤解を恐れずに言うとベトナムよりは品質が高く、中国と同等か少し落ちるレベル。
機械の多くは日本製の新品もしくは日の浅い中古を使用し、工場によっては三次元測定器も導入していました。
品質管理も関係先の日系工場から学んだらしく、細部まで細やかに管理しているようです。
ただし、どの工場も中国との取引を行っている旨を伝えると、やはり価格勝負になると中国には勝て無いかもしれ無いと話ししていました。
これから見積もりに入り打ち合わせを行ってすり合わせを行います。
結果はまた、このコラムでお知らせしますね。
フィリピンの金属加工工場を見学しました。
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