中国生産がメリットのある場合(機械加工、切削加工)2
中国生産がメリットのある場合(機械加工、切削加工)2
前回のコラムでは中国生産のメリットの一部をご紹介しました。
今回は材質について、もう少し掘り下げてお伝え致します。
中国生産で一番製作に適した材質はアルミニウムです。
質量が軽いので送料負担が小さく、価格も比較的高い材質なのでコストダウンに適した材質です。
ただし、柔らかい材質なので変形、キズに細心の注意を払わないといけません。
弊社の場合は梱包方法も弊社の基準で協力工場に依頼をしているために、変形、キズでのクレームは、ほぼ起こっていません。
万が一そのような事が起こった場合は直ぐに工場にフィードバックを行ない事故再発防止を検討、実行させています。
その他にお勧めの材質はSUS304です。
こちらも価格が比較的高い材質のために価格的に優位性のある中国製を使用すると、コストメリットが大きく出ます。
その反対に日本、台湾材などの中国材以外を指定すると逆ざやになる可能性もございます。
真鍮等の銅系の材料に関してですが海外の場合は日本のようにスクラップをリサイクルに出し、その売却費を製品代から値引きする様なことがないので、日本で製作した方が安価になる場合がございます。
中国材に関してですがトレーサビリティに不安があるためSUS304以外のオーステナイト系は基本的に慎重に進めるべきです。もちろん、チタン、タングステンといった高価な材質の場合も慎重に進める必要があります。
弊社ではSUS316、チタン、無酸素銅等の材質は基本的に材料支給にて対応をしています。
場合によっては国内対応を行ない”まさか”のミスがないように対応を行なっております。
以上と前回の情報もを踏まえて中国生産の検討をされるべきではないかと思います。
中国生産がメリットのある場合(機械加工、切削加工)2
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